七つのきみちゃんの像 ―小樽―

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  赤い靴の女の子「きみちゃん」の像は、麻布十番のほかに、生まれ故郷の静岡県日本平山頂、歌詞に読まれた横浜の波止場・山下公園、母かよさんが入植した開拓農場のあった北海道留寿都村 、かよさん夫妻が晩年を過ごした北海道・小樽市の運河公園にあります。平成 21年8月7日、新しくに6つ目の像が函館に出来ました。函館はきみちゃん、かよさんがはじめて北海道に渡ったところです。
 
平成22年11月3日、青森県鰺ヶ沢町に「赤い靴の 女の子 記念像」 完成除幕の予定です。 7つ目の「きみちゃん像」です。

 
 

小樽親子像

2008.8.28.撮影

「 赤い靴 親子の像」

ナカムラ アリ 作 2007.11.23.完成

北海道・小樽市の運河公園(小樽市色内3-6)に建てられました。
像の高さは85cm台座 95cm、全体で180cmの大きさです。
母親かよさんとその夫である鈴木志郎さんは、きみちゃんのことを生涯思い続け、敬虔なクリスチャンとして晩年は小樽で暮らしました。
除幕式の日、11月23日は奇しくも鈴木志郎の命日だそうです。
 

◆2008.8.28.親子三人に逢ってきました。初めての北海道旅行、前日定山渓の宿から作者のナカムラアリさんに電話、アリさんは小樽駅まで迎えにきて下さいました。運河公園の親子像のところには小樽観光ガイドクラブの倉重会長さんが 出迎えて下さいました。
 ふっくらと可愛らしいきみちゃん、温かく見つめるかよさん、志郎さんのまなざしが印象的でした。台座のボタンを押すと「赤い靴」のメロディーがながれてきます。横浜、静岡、留寿都、麻布十番、そして小樽、来年には函館にもきみちゃんの像が出来ます。各地を連携し、母と子の愛を、親子の愛を語り合うシンポジウムが開かれるといいですねとアリさん、倉重さんのお話でした。

小樽親子像−2

小樽親子像−3

   

運河公園旧日本郵船 運河公園前にある旧日本郵船小樽支店(重要文化財)。明治37年着工、同39年10月に落成した近世ヨーロッパ復興様式の石造 二階建建築です。設計者は佐立七次郎。→

 


 ★北海道新聞 話題より 2007.11.23.

小樽除幕式親子3人寄り添って 小樽で「赤い靴」の像の除幕式

【小樽】野口雨情の童謡「赤い靴」の女の子のモデルとされる岩崎きみ(1902−1911)を囲むブロンズ製の親子三人像が完成し、23日、小樽運河北端の運河公園 で除幕式が行われた。
 市民や関係者ら約100人が見守るなか、像を制作した小樽の造形作家ナカムラアリさん(43)、同像建設委員会の高橋昭三委員長らが除幕。高さ85センチの像がお目見えした。笑顔のきみを、母かよ、夫の鈴木志郎がやさしく見つめている。
 台座の説明板には、きみが米国に渡ることなく孤児院で病死したことや、かよらが小樽に住み、雨情と会って「赤い靴」が生まれた経緯などが記されている。オルゴールでメロディーも流れる。
 きみの像は全国で四カ所あるが、初めて三人が寄り添う姿の親子像としたことが共感を呼び、目標の650万円を大きく上回る920万円の募金が全国から寄せられた。超過分は維持管理に使う。高橋委員長は「親子像を見て、家族のきずなを感じてもらえれば」と話している。

 除幕式では小樽市内の合唱団が「赤い靴」の歌を披露した。

小樽除幕式

 

地元の合唱団ベル・コーラルが赤い靴の歌を歌って、
華やかに除幕式が無事終了しました。 07.11.23. 

赤い靴イラスト 
バリトン歌手山本健二さんの歌が聴けます(靴をクリック)


小樽親子像ナカムラアリ★2007.12.17.

 11月23日に除幕された小樽の「赤い靴 親子の像」の作者 ナカムラ アリさんがきみちゃんを訪ねて下さいました。わざわざ北海道からとびっくり、感激でした。小樽はもう雪の中、それでも親子の像を見に大勢の方が運河公園を訪れているそうです。ありがとうございました。

(←12/20 雪の親子像 ナカムラアリさんよりmail )


小樽親子像

2008年2月16.17日
「小樽雪明かりの路」が開催されます。
親子像へ続く道と像のまわりの雪明かりの様子です。幻想的ですね。

雪祭り

雪祭り

これらの写真もナカムラアリさんからです。

   ↑ 親子像クリック 拡大します

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